「福ふくの里」の入口、開店待ちのお客さんの間では、「冷え込んできたので鍋物用の魚を求めて来た」と鍋の魚で盛り上がっていました。入店して鮮魚売り場に来てみると、残念！。陳列ケースに鍋にむく魚は見られません。

　鮮魚担当者に伺うと、「ここ数日、時化続きのため唐津湾内での漁だけで、魚種が限られている」とのこと。

　出荷量の半分はサゴシ（小型のサワラ）で、コアジ、コノシロ、ガザミ（ワタリガニ）、クルマエビが並んでいました。ガザミは旬を迎え、出荷量も増えてきている様子でした。

　珍しいところでは「サワラの刺身」、「サワラのねぎたたき」でしょうか。

　丁度、出荷しに来たおかみさんによると「サゴシの出荷が多いので違いをだそうと刺身、たたきを出し始めた」とのことでした。どちらも一パック300円、求めやすい価格でした。

　この機会に、一度ご賞味しては如何でしょうか。

　余談ですが鍋用の魚を求めに来たおじさんは、結局大ぶりのガザミ２尾をご購入でした。カニの出汁の効いた鍋も今の時期、オススメですよね！

　「じざかなの美味しいトコ。分かってらっしゃる！！」　明日は凪ぐ予想で、鍋用の魚も期待されます。いつでも、美味しい魚介類が手に入る「福ふくの里」。皆さん是非、足をお運び下さい。