鐘崎漁協前の「鐘の岬活魚センター」へやってきました。

入り口に「ヤリイカ入荷してます！」の看板が。センター内の水槽を見ると、透き通ったヤリイカがスイスイと泳いでいました。今年は例年より少し早い時期から獲れ始めているそうです。漁獲ピークはもう少し暖かくなってから。楽しみですね。

そして、やはりこの時期のメインはトラフグです。元気よく泳ぎ回るので、上手に撮影するのは断念。胸びれの後ろに大きな白フチの黒斑があるのが特徴です。

ちょうど注文が入っていたようで、水槽から上げたトラフグを「身欠き」にする作業を見ることができました。まな板の上のフグは2kgを超えるサイズです。

活魚センターの職員さんの見事な手さばきでトラフグが身欠きにされていきます。薄造りにする場合、白身の部分はみがいてからペーパーで包み、重しを載せて冷蔵庫に2日ほど置くんだとか。その方が筋肉中の余分な水が抜けて、味も馴染むそう。活魚センターに薄造りを注文するときは早めに依頼しましょうね。

※フグの調理には特別な免許が必要です。一般の方は調理してはいけません