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産地情報

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2021年9月24日

ただ今、ノリ養殖の支柱立て真っ盛り!

福岡県の有明海でのノリ養殖はすべて、立てた支柱にノリ網を張る、支柱式養殖で行われています。養殖に用いられる支柱は、年中海に立てたままにしてあるわけではありません。毎年この時期に立てられ、ノリの漁期が終わる4月には撤去されます。

毎年支柱を立てたり撤去したりしていますが、どちらもかなりの重労働です。特に支柱立ては、まだまだ暑さの残るこの季節に、船の先端に立った漁師さんが一本一本人力で立てていく作業であることから、非常に過酷なものです。また、波や風、潮流の影響を受けながらも規則的に支柱を立てるためには、高度な技術が必要とされます。支柱はFRP(繊維強化プラスチック)で出来ていて、長さは約812mあり、漁場全体で約120万本も立てられます。

毎年9月になり支柱立てが始まると、今年もまたノリのシーズンがやってくるなぁ、と思います。今漁期も、おいしいノリがたくさん獲れますように。

一本一本人力で支柱を立てていきます
一本一本人力で支柱を立てていきます
地面が固い場所はポンプで穴をあけます
地面が固い場所はポンプで穴をあけます
ひもにつけた印に合わせて支柱を立てます。田植えのようですね。
ひもにつけた印に合わせて支柱を立てます。田植えのようですね。
整然と並んだ支柱
整然と並んだ支柱
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