じざかなび福岡のロゴマークSP向け

じざかなび福岡のロゴマークPC向け

産地情報

産地情報
2021年10月25日

ヤワラ(軟甲ガザミ)の再放流

 ガザミは左右の一番下にあるヒレ状の脚を上手に動かして、海中を泳いで遠くまで移動するため、通称「ワタリガニ」と呼ばれているカニです。多くの方々にとってはこちらの名前の方が聞き慣れているかもしれません。

 ガザミは脱皮を繰り返しながら成長していくのですが、脱皮して間もない、殻が柔らかいガザミは「ヤワラ」と呼ばれ、身入りが良くないため、市場では非常に安い価格で取引されています。

 そこで、資源の有効利用を行うため、県は漁業者と一緒に、秋期に漁獲されたヤワラの一部を殻が硬くなるまで水槽で飼育し、ペイント標識をして海に再放流するという取り組みを行っています。

 来春、立派に成長し、身がいっぱい詰まった美味しいガザミを皆さんに提供できるよう、今後もこの取組みを継続していきます。

殻が硬くなったガザミの取り上げ作業
殻が硬くなったガザミの取り上げ作業
取り上げたガザミ
取り上げたガザミ
ガザミ(ペイント標識)
ガザミ(ペイント標識)
再放流
再放流
Select Language