アカモクは、ワカメやコンブと同じ褐藻類の一種で、大きいものでは長さが10m以上に生長する海藻。

湯通ししてミンチするにと、山芋のとろろやワカメのメカブ以上の粘りとシャキシャキとした食感が楽しめる、とても美味しい食材です。

アカモクの最大の特徴である粘り成分（フコイダン）は、アカモクの成熟が進むにつれて増えていきます。

そのため、福岡県では、成熟時期である４月～５月に、適宜アカモクの成熟状態を確認し、フコイダンが多くなる時期を見計らって収穫しています。

また、来年の資源を残すため、長さの1／3を残して収穫するなど、資源管理にも努めています。

さらに、今年からは、皆さんにより安定してアカモクをお届けできるようにするため、アカモクの養殖試験にも取り組んでいます。

下記の動画は、養殖しているアカモクの様子を撮影したもの。

日の光を浴びるアカモクの中を泳ぐと、人気アニメーション映画のワンシーンのように金色の野を歩いているような気分（※危険ですので皆さんはアカモクの中を泳がないでください！）。

今年の新物も出回り始めており、志摩の四季では30日から糸島漁協の野北支所が出荷を始めます。

ぜひ、お買い求めいただき、美味しいアカモクを味わってみてください。