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産地情報

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2024年9月 4日

有明海ではノリ養殖の準備が始まりました!

有明海福岡県海域では、全て支柱式でノリ養殖が行われます。支柱式養殖とは、海に建てられた支柱にノリ網を固定して養殖を行う方式です。有明海は日本で最も干満の差が大きい海として知られています。支柱に固定されたノリ網は、潮が引くと干上がり、潮が満ちると海水に浸かります。ノリはもともと潮間帯(潮の干満により干上がったり海の中になったりする場所)に生息する生き物なので、ノリが干上がったり海水に浸かったりを繰り返しながら生長することで、ノリ本来の性質が引き出され、柔らかくて歯切れのよいおいしいノリを作ることができます。

その支柱式養殖に使用される支柱の数は、なんと漁場全体でおよそ120万本。しかも、1本1本人力で建てています。厳しい暑さが残る中、不安定な船の上で行う過酷な作業ですが、おいしいノリを作るため、ノリ養殖業者の方々は日々汗を流して頑張っています。

田植えと同じように、ロープにつけた目印に合わせて支柱を1本ずつ建てていきます。
田植えと同じように、ロープにつけた目印に合わせて支柱を1本ずつ建てていきます。
1本1本の支柱を真っすぐに建てなければ、正確な養殖操作はできません。
1本1本の支柱を真っすぐに建てなければ、正確な養殖操作はできません。
厳しい残暑の中、気の遠くなる作業です。
厳しい残暑の中、気の遠くなる作業です。
現在も海上では、支柱の数が少しずつ増えています。
現在も海上では、支柱の数が少しずつ増えています。
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