10月18日に福岡県有明海区でノリ養殖が開始されました。

ノリ養殖では、漁場に張ったノリ網にノリの胞子を付着させる"採苗"という作業から始まります。

前日の10月17日に漁港などでは、通称"らっかさん"と呼ばれるノリ網に取り付けたビニール袋にノリの胞子が入ったカキ殻（写真１）を入れる作業が行われます（写真２）。

写真１

写真２

この日は曇りで、作業日和。

お昼前後から、家族、親類、知人など大勢が集まり、各地区でこの作業が行われていました（写真3、4）。

写真３

写真４

カキ殻を入れ終わったら、網を丸め（写真５）、その網を船に積み込み、あとは出港を待つばかり（写真６）。

写真5

写真6

10月18日の採苗当日には、早朝から、ノリ網を積んだ多くの漁船が有明海へ一斉に出港し、漁場にノリ網が張られていきます。

様々な色のノリ網が張られ、海上が色鮮やかに染まっていきます。（写真７、８）

 写真７

写真８ 

これから冬にかけてすくすくとノリが成長し、網が黒く染まっていきます。

まだまだこれからですが、今年の豊漁を心からお祈りしています！！