６月末には渇水で気を揉んでいた矢部川が、入梅ですっかり元気を取り戻し、梅雨明けとともに暑い、アツいアユの季節の到来です。

夏の日差しが強くなると、アユの餌になるコケ（藍藻や珪藻）が増え、これを食べることでアユは日増しに大きく成長します。また、香魚とも呼ばれるアユの爽やかな香りも強くなり正に旬を迎え、連日、「友釣り」を楽しむ太公望で賑わっています。

「友釣りは」はアユが縄張りを持つ習性を利用した日本独特の釣り方で、仕掛けの先につなげた囮（おとり）アユを上手にコントロールすることが釣果の決め手となるため、なかなかのテクニックを要します。

８月になると「尺アユ」の情報もちらほら。釣り自慢の方は「アユでアツい矢部川」にお出かけになってはいかがでしょうか（遊漁券が必要です）。

香り高いアユをご賞味いただくには釣りが一番ですが、釣りはできないけど旬の矢部川アユを味わってみたいという方は下記までお問い合わせください。入手先を教えてくださいます。（※川の状況によっては在庫がないこともありますし、基本的に冷凍品になることをご了承ください）

アユは骨も柔らかく、内臓も含め、ほぼまるまる食べることができます。炭火をおこしたバーベキューでアユの塩焼きなんていかがでしょうか。

○アユ入手、遊漁券に関するお問い合わせ先

　矢部川漁業協同組合　（電）0943-23-3313