おさかなセンターうみがめに行ってきました。冬場はどうしても海況が悪く、なかなか出荷量が少ない状況です。このような中でもワカメやカワハギ、モダマ（小型のサメを茹でたもの）、マダコ（茹で）などが並んでいました。また、津屋崎千軒カキも出荷され、活魚水槽にはブリやウマヅラハギ、ヒラメやオニカサゴなどが泳いでいました。

2つめの活魚の写真を見て、アナタの心の中の「さかなクン」アプリが「ギョ、ギョ！、ギョ！？」と立ち上がった皆さん。「お目が高い、分かっちゃいましたか～？」じつは、ブリの水槽になんと「マダラ」が泳いでいるんですよ！？　「マダラ」という魚は、いわゆる「鱈」で、近所のスーパーで「切り身」などで売られていて、冬の鍋料理の定番で比較的なじみのある魚です。ですが、主な産地は福岡県よりも北方の地域の魚で、福岡近辺の活魚水槽で泳いでいるのはとても珍しいことなんです。

店の方に話を伺うと、このように活きた状態で手に入るのは極めて珍しいとのこと。私も水族館以外では見たことがない気がします。「マダラ」は、背びれが３つあり、あごの下に1本ひげのあることが特徴の魚です。福岡ではなかなかお目にかかれない貴重な魚ですよ！

直販所前のカキ小屋も今週末までオープンしているとのことです。明日の休みや週末などを利用して是非、津屋崎に足をお運び下さい。