5月1日に筑後川で解禁したエツ漁ですが、久留米市の筑後川沿いにある下筑後川漁協では、エツを少しでも増やすために、毎年エツの受精卵放流や稚魚放流に取り組んでいます。

　今年もこれまで8回の受精卵放流と3回の稚魚放流を行いましたが、今後も8月まで放流を続ける予定です。

　伝説では、弘法大師（空海）が筑後川を渡らせてくれた漁師のために、お礼として投げ入れた葦の葉が姿を変えたもの、と言われているエツ。

　そんなエツ漁も７月20日で終了です。エツは筑後川沿いの大川市・久留米市の料理屋さんで提供されていますが、鮮度が落ちやすいため、現地で食べるのがおすすめ。今しか食べられないエツを是非御賞味ください。