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産地情報

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2019年6月13日

クルマエビ種苗(稚エビ)の放流

クルマエビはさまざまな料理で高級食材として利用されるエビで、主に底びき網さし網などで漁獲されています。

糸島漁協ではクルマエビの資源を増やすため、毎年、稚エビの放流に取り組んでいます。今年は5月下旬に約3cmサイズの稚エビを放流しました。

通常、クルマエビは砂に潜ることで外敵生物から身を守ります。しかし、数万尾もの稚エビを一度に海中に放流するため、外敵生物が集まって捕食されやすくなります。

そのため、他の生物から食べられないよう、カゴに稚エビを入れて海底まで運び、そこから徐々に稚エビがカゴの外に出て行くようにすることで、すぐに砂に潜れるように工夫しています。

放流したクルマエビはその年の秋以降には漁獲できる10cm以上に成長します。

クルマエビは秋頃になると市場に出回るようになり、県内の直販所等でも販売されるようになります。見かけた際は、是非ご賞味ください!

放流した稚エビです
放流した稚エビです
このようなカゴに稚エビを入れて海底に沈めます
このようなカゴに稚エビを入れて海底に沈めます
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