伊崎のおさかな夕市は、ドームを臨む伊崎漁港にて毎週土曜日14：55から行われている夕市です。漁師さんから直接、新鮮な魚介類を購入することができます。伊崎では小型底びき網漁業が営まれており、この日も海底近くに棲むエビ類、シャコ、キス、シタビラメ、アカニシ貝などが並べられていました。10月3日に再開した久しぶりの夕市ということもあって、夕市開始直後から飛ぶように売れてゆき、開始から20分後には売り場はがらんとした状況になっていました。きっと皆さん、夕市常連の方なのでしょう。スピード感がすごかったです。

　20cmくらいのグチがカゴ単位で売っており、こんなに食べきれないなぁと悩んでいると、漁師のおじさんが「干物にするといいよ！」とアドバイスをくれました。8％程度の海水に漬けて、冷蔵庫で一晩置くだけでいいとのこと。ラップにくるんで冷凍庫に入れておけば、しばらくもつそうで。ほかにもシンプルに煮付け、揚げて甘酢あんかけなど色々な食べ方を教えてくれました。漁師おすすめの食べ方が聞けるのは対面販売の面白いところですよね。

　何も考えずいつも通り布製エコバッグを持参した私は、港からの帰りに水を滴らせながら街を歩くことになってしまいました。週末はビニール袋を持って伊崎の夕市に寄ってみてくださいね！

★夕市の開催情報が見られる、福岡市漁協のホームページはこちら