産地情報
シオフキ・シバエビの試食会に参加しました!
12/1に柳川市の食材を使った新メニューを開発する「やながわ食の学校」が柳川市のむつごろうランドで開かれました。
今回は約2年ぶりの開催で、食の学校の学校長であり、迎賓館の料理長などを務めた中村学園大学短期大学部教授の三堂徳孝先生が二枚貝「シオフキ」と「シバエビ」を用いた様々な調理法を紹介してくれました。
食の学校風景
シオフキ シバエビ
「シオフキ(地方名:バゲ、バガイ、ウバゲ、ウバガイ)」は有明海の干潟に、現在とても多く生息している丸い形をしたピンク色の二枚貝で、驚くと殻を閉じて潮をピュッと吹き出すため「シオフキ」と呼ばれています。しかし、その砂抜きの難しさと調理の仕方があまり知られていないため、ほとんど漁獲がなく、おそらく食べたことのある方はほとんどいないのではないかと思います。
「シバエビ(地方名:マエビ)」は有明海でよく漁獲される小型のエビで、投網や刺し網で獲れます。むつごろうランドではくもで網体験をしており、9月末から10月にかけてシバエビがよくとれるそうです。
今回、三堂先生がシオフキを使った5品と、シバエビを使った4品の以下の9品を紹介してくれました。
シオフキの柳川風 シオフキのクロケット(コロッケ)
シオフキのガーリックトースト シオフキとアボカドのサラダ
シオフキとシバエビのパエリア シバエビのチリソース
シバエビ南蛮 シバエビのハトシ
シバエビのサクサク揚げ
いずれの料理もとてもおいしく、特にシオフキは淡白な味の貝がこんなにおいしい料理に変身するんだと感動の連続でした。特に私はシオフキのクロケットとガーリックトースト、真エビのサクサク揚げが気に入りました。シオフキはうまみが少ない二枚貝ですが、逆にそれを活かしていろんな味付けができ、幅広い料理に使えるそうです。また、火を入れすぎずに処理することで、ぷりっとした食感を最大限に活かすことができるそうです。
シバエビは鮮魚店や地元のスーパーで簡単に安価で手に入りますが、シオフキは現在、地元でもあまり流通していません。今後、三堂先生に考えていただいたレシピを活用し、シオフキが柳川の新しい特産品になるよう尽力してまいります。
また、今回紹介した料理については、今後本ホームページの地魚レシピでも、ご紹介させていただきたいと思います。
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