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県民及び事業者の皆様へ
「福岡コロナ警報」の解除と今後の対応について

本日(5月31日)、県の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を書面で開催し、現在発動中の「福岡コロナ警報」について、6月1日から解除することを決定したため、お知らせします。

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現在の感染状況や医療への負荷の状況を福岡コロナ警報の指標に照らしてみると、5月29日時点で、
1. 新規陽性者数は、懸念されていた大型連休明けの爆発的な感染再拡大は見られず、7日移動平
  均は5月中旬以降、減少傾向が継続している
2. 病床使用率は19.9%で2日間連続して解除の目安である20%を下回っている
3. その他の注視すべき項目についても、
  ・ 重症病床使用率は極めて低い水準で推移している
  ・ 重症者数と中等症者数の合計も大型連休前と比べて大幅に減少している(110人→76人)
ことなどから特に懸念すべき状況にはありません。
このため、専門家の意見や市町村との協議を踏まえ総合的に判断した結果、「福岡コロナ警報」について、6月1日から解除することとしました。
1月20日に警報を発動して以降、県民・事業者の皆さまには、基本的な感染防止対策の徹底だけでなく、飲食店における営業時間短縮などの厳しい措置にもご理解とご協力をいただいてきました。
あらためて心から感謝申し上げます。
また、コロナ治療やワクチン接種の最前線でご尽力いただいている医療従事者の皆さま、施設内療養にご理解・ご協力をいただいている介護従事者の皆さま、社会のさまざまな分野でコロナ対応に当たっていただいている全ての皆さまにも心から感謝申し上げます。

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今回の警報解除に伴い、県民・事業者の皆さまへお願いしている内容のうち、
・ 飲食の時間について2時間程度を目安とすること
・ グループで複数テーブルを利用する場合におけるテーブル間の移動の制限
・ 立食形式を控えること
・ 感染防止認証店以外の飲食店における同一グループ・同一テーブル4人以下の制限
については解除します。
しかしながら、一日の新規陽性者数は1,000人前後の日が続いており、決して感染が収束したわけではありません。
県民・事業者の皆さまには、警報解除後も引き続き次のとおりご協力をお願いします。

※変更の詳細は、以下をご覧ください。

感染リスクを避ける飲食店の利用について [PDFファイル/58KB]

【県民への要請】

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ワクチン接種した方も含め、三密の回避、マスクの着用、手洗いなどの手指衛生、換気などの基本的な感染防止対策の徹底をあらためてお願いします。
このうち、マスクについては、5月27日の知事の会見でご説明したとおり、基本的な感染防止対策として今後も重要であることに変わりはありませんが、これから夏場を控えて熱中症のリスクにも気を付ける必要があるため、マスクの着脱については、次の事例を参考にしていただくようお願いします。

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まず、屋外でのマスクについて。
屋外では、
1. 会話がほとんどない場合
または
2. 会話があっても人と2m以上(目安)離れている場合
はマスクを外しても構いません。

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例えば、
・ 散歩やランニングをする場合
・ 徒歩や自転車で通勤・通学をする場合
・ 鬼ごっこなどの密にならない外遊びをする場合
などがこれに当たります。

なお、夏場は気温や湿度が上昇し、熱中症のリスクが高まるため、これらの場面ではマスクを外すようにしてください。
学校の体育や部活動においても、熱中症防止のため、マスクを外すよう引き続き徹底していきます。
一方、屋外であっても近い距離(2m未満を目安)で会話をする場合はマスクの着用をお願いします。

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次に屋内でのマスクについて。
屋内であっても、人と2m以上(目安)離れている場合で、
1. 会話がほとんどない場合
または
2. 会話があっても十分な換気などの対策を講じている場合
には、マスクを外しても構いません。
これ以外の場面ではマスク着用をお願いします。
通勤時の電車内など、公共交通機関を利用する場合で混雑時など人との距離を確保できない場合もマスクの着用をお願いします。

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また、屋内・屋外を問わず、次の点にも留意してください。
・ お年寄りに会う場合や病院に行く場合はマスクを着用すること
・ 2歳以上の小学校就学前の子どもについては無理にマスクを着用させる必要はないこと
県では、このような内容について、ホームページやSNS、広報紙、テレビ・ラジオなどさまざまな方法で県民に周知していきます。

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外出に当たっては、引き続き、
・ 目的地の感染状況や利用する施設の感染防止対策をよく確認して行動すること
・ 特に高齢者や基礎疾患のある方、これらの方と日常的に接する人は慎重に行動すること
・ 発熱などの症状がある場合は、外出を避け、医療機関を受診すること
・ 県境をまたぐ移動は、「三つの密」の回避を含め、基本的な感染防止対策を徹底すること
をお願いします。

次に飲食について。
感染防止認証店の皆さまには、日頃から感染防止対策を徹底し、利用者が安心して飲食を楽しめる場を提供していただいており、この場をお借りして深く感謝申し上げます。
県民の皆さまには引き続き、
・ 外食の際は、感染防止認証店をはじめ感染防止対策を徹底している店を選ぶこと
・ 飲酒を伴う会食は、気分の高揚、注意力の低下により大声になりやすいため、個人宅などでの集まりも含め、長時間の会食は避けること
・ 会話の際は、マスクを着用し、大声を出さないこと
・ 感染防止対策が徹底されていない路上・公園などにおける集団での飲食は、感染リスクが高まるため、引き続き自粛すること
をお願いします。

【飲食店への要請】

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飲食店においては、引き続き、業種別ガイドラインを遵守していただくようお願いします。特に換気の徹底をお願いします。
利用者に会食が長時間とならないよう促していただくようお願いします。
感染防止認証店以外の飲食店は、「感染防止認証マーク」の取得に努めていただくようお願いします。

【事業者への要請】

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引き続き、在宅勤務(テレワーク)の活用、時差出勤、自転車通勤など、人との接触を低減する取り組みにご協力いただくようお願いします。ワクチン接種を希望する従業員が円滑に接種できるよう、早期接種の呼びかけや接種時の休暇取得など、勤務上の配慮に努めていただくようお願いします。
なお、接種していないことによる不当な待遇や差別は厳に慎んでいただくようお願いします。

【県の取り組み】

県では、コロナ警報の解除後も感染の再拡大を防止し、県民の皆さまのかけがえのない命と健康を守っていけるよう、引き続き次のような取り組みを進めていきます。

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まず、これまで県が実施してきた「感染不安を感じる無症状者を対象とした無料検査」については、警報解除後も当面継続します。
身近な薬局などで検査を受けられるよう、検査場所を順次拡大しており、現在、県内535か所で検査が可能です。感染不安を感じる方は積極的な活用をお願いします。

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重症化リスクの高い高齢者を守るための取り組みや自宅療養者に対する支援も続けます。
具体的には、
・ 高齢者施設職員などを対象としたPCR検査について、週1回の頻回検査を警報解除後も当面継続します。
・ 陽性者が発生した施設に対しては、これまで同様、速やかに感染症専門医や看護師からなるチームを派遣し、指導・助言を行います。また、施設で療養する際も適切な医療を受けていただけるよう、施設からの要請に応じ、医師・看護師を派遣し、往診などを実施します。

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自宅療養者支援のための取り組みとしては、
・ 看護師が、保健所の求めに応じて自宅療養者を訪問し、健康観察を実施します。
・ 自宅療養者からの相談に24時間対応する体制を維持し、症状が悪化した場合には、必要に応じて外来受診や往診などに対応可能な医療機関(1,000医療機関を確保)を紹介します。
自宅療養される方のうち、食料の確保が困難な方に対して、レトルト食品、缶詰、消毒液などの支援セットを無料で配送する生活支援を継続します。

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次に、ワクチン接種を希望される方が円滑に接種を受けられるよう、福岡市内に設置している県の広域接種センターについて、6月以降も設置を継続します。
また、アレルギーなどが原因でmRNAワクチン(ファイザー社、モデルナ社)を接種できない方を対象に、組み換えタンパクワクチンであるノババックス社製ワクチンの接種会場を福岡市内に新たに設置したところであり、6月3日から接種を開始します。
ワクチン接種を希望する方は、市町村や県などが設置している接種会場で、早期の接種に努めていただくようお願いします。
高齢者などを対象とした4回目接種も始まっています。お住まいの市町村から接種券が送付され次第、対象となる方はできるだけ早めの接種をご検討ください。

【最後に】

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今般、「福岡コロナ警報」は解除しますが、決して感染が収束したわけではありません。
自分自身と大切な人の命と健康を守っていくための最大の感染防止対策は私たち自身にあります。
ウィズコロナに向けて着実に歩みを進めていくため、皆さまには、引き続き、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。

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