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県民及び事業者の皆様へ
医療提供体制及び検査体制の充実・強化について
現在の新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえ、本県の医療提供体制及び検査体制を一段と充実・強化する取り組み説明をし、また、県民の皆さまに対し、改めて感染防止対策の徹底と医療を守るためのご協力を呼びかけます。
BA.5対策強化宣言
まず、国が新たに創設した「BA.5対策強化宣言」制度について。
本県は、病床使用率が50%を上回り、医療への負荷が増大したことを踏まえて、国の制度創設以前の7月22日に、いち早く「福岡コロナ特別警報」を発動し、高齢者など重症化リスクの高い皆さまを守るための取り組みなど、この制度において想定されている対策をすでに進めています。
このため、この段階で改めて宣言を行う必要はないと考えています。
このことについて国とも協議を行いましたが、国としても、本県は福岡コロナ特別警報をもって宣言と見做す、とのことです。これに伴い、本日、国から、本県が「強化地域」に位置付けられると聞いています。
引き続き、県としては、現在の特別警報の取り組みをさらに強化しながら、国ともしっかり連携を行い、高齢者をはじめ重症化リスクの高い皆さまの命を守るための取り組みに全力を挙げていきます。
医療提供体制の強化
病床の確保について。
本日新たに25床のコロナ病床を追加確保しました。これにより、7月22日のコロナ特別警報発動後104床を増床し、確保病床数は累計1,785床です。
これまでコロナ患者の方を受け入れた経験のない医療機関も含めた全ての医療機関に対して病床確保をお願いしており、引き続き医療関係者の皆さまからご協力頂きながら、入院受け入れ体制の強化を図っていきます。
また、これらの病床を効率的に運用するため、陽性判明時のトリアージをさらに徹底します。
そして、回復された患者の方のコロナ病床から後方支援病院への転院については、本県の空床情報を見える化したシステムを活用頂いており、本日時点で304名の方が、後方支援病院に転院されています。より一層この後方支援病院への転院の促進を図ります。
また、入院治療が必要なくなった患者については、医師・看護師が24時間常駐している宿泊療養施設で受け入れを行っており、2,432室確保しています。これらの取り組みにより、病床の回転をしっかり図って受け入れ体制を確保していきます。
診療・検査体制の強化に向けた新たな取り組み
次に、診療・検査体制の強化に向けた新たな取り組みについて。
このスライドはPCR等検査件数の推移を表しています。直近1週間の検査件数は、7月最初の1週間と比べると45,629件から133,445件と約3倍に増加しています。
発熱外来(診療・検査医療機関)を受診される方が大幅に増加している状況です。このことに伴い、発熱外来に来院されても検査・診察まで長い時間の待機を要しています。お子さまや高齢の方、基礎疾患をお持ちの方など重症化リスクの高い方がなかなか診療を受けられない状況も発生しております。特に休日においてはその傾向が顕著です。
こうした発熱外来のひっ迫を回避し、重症化リスクの高い方の受診機会を確保するとともに、若い世代で基礎疾患がないなど重症化リスクが低い方の検査機会を確保する。
これらの観点から、国と連携し、次の取り組みを新たに進めます。
一点目は、有症状者への抗原定性検査キットの無料配布。
40歳未満で基礎疾患がないなど重症化リスクが低い方で、発熱などの症状のある方を対象とし、ご自身で検査をしていただくことができる仕組みを新たに設け、発熱外来のひっ迫を回避していきます。
対象者は、
40歳未満(ただし、小学3年生以下は除く)
基礎疾患がない
ワクチンを2回以上接種済み
のすべてを満たし、発熱などの症状がある方です。
具体的な流れです。
県が新たに「キット配布・陽性者登録センター」を開設します。
条件に合う方は、インターネットで申込みをしていただきます。
申し込みから概ね2日後に、申込者のご自宅にキットが届きます。
キットの送付を受けた方は、自ら検体を採取・検査いただきます。
陽性となった場合は、インターネットでセンターに登録していただきます。
センターには医師が常駐し、オンラインの問診などで症状を確認をし、このセンターから保健所に発生届を提出します。
その後は、保健所の指示に従って自宅療養をしていただきます。
必要なキットは国から譲渡を受け、56万個を確保済みであり、8月8日から申し込み受付を開始します。
検査キットは、希望頂いている一部の発熱外来に対しても県から提供しますが、先に申し上げたように発熱外来がひっ迫をきたしています。このことをご理解いただき、キット配布を希望される方は、原則としてインターネットで申し込みをしていただきたいと思います。
申し込み受付は8月31日まで行います。
40歳以上の方、またあるいは基礎疾患をお持ちの方などは、これまでどおり、発熱外来を受診していただきます。その場合も、軽い発熱、咳、喉の痛みといった軽症の方は、できるだけ平日日中にお近くの発熱外来をお訪ねいただき、夜間・休日の救急外来などの受診は極力控えていただくようお願いします。
特にこのところ、救急搬送困難事案が増えています。発熱など新型コロナが疑われる症状で救急車を呼ぶか迷った場合は、119番通報される前に24時間対応の「受診・相談センター」にお電話いただくようお願いします。
二点目に、休日の新型コロナ診療・検査体制強化のための協力金について。
福岡県内で休日などに開設いただいている発熱外来は73か所あります。
他方、受診される方が急増しており、重症化リスクの高い、症状のある方が休日などにも受診できる体制を強化する必要があります。このため、新たに100か所程度、休日などに開設いただける発熱外来を増やしたいと思っています。
このため、8月の日曜・祝日・お盆期間に新たに診療・検査に対応していただく医療機関に対する協力金を支払うこととし、協力金額は、対応時間に応じ1日当たり25,000円から130,000円とします。協力いただける医療機関については、県ホームページに診療・検査を行う日時を掲載するので、症状のある方は事前に電話連絡の上で受診いただきたい。
医療機関の皆さま、ぜひご協力をお願い申し上げます。
こうした新しい取り組みについては予算を必要としますが、現段階で補正予算を県議会に諮るという暇はありませんので、県議会の皆さまのご理解・ご協力により、既定予算を用いて速やかに実施したい。県議会の皆さま方に心から感謝を申し上げます。
高齢者を守るための取り組み
次に高齢者施設にお勤めの職員の皆さまの検査について。
これまで週1回のPCR検査としていましたが、8月8日から週2回の抗原定性検査に強化します。
また、この検査対象をこれまでは高齢者施設にお勤めの職員の方としていましたが、お盆期間などに一時帰宅された入所者の方や新たに入所された方もこの検査対象に加え、施設内の感染防止対策を一層強化します。
さらに、
・高齢者施設の感染拡大防止策の指導・助言のため、医師・看護師を派遣する体制の強化
・高齢者施設で療養される方のため、医師・看護師を派遣し、往診等を実施
・65歳未満で基礎疾患のない方への健康観察の連絡方法を電話からSMSに変更し、重症化リスクの高い高齢者に重点化
などに取り組みます。
感染不安を感じる無症状の方を対象とした無料検査について。
お盆の期間中の主な空港や駅での無料検査を行うと7月22日にお伝えしました。これについて、新たに8月5日から18日まで博多駅近くの「TKPガーデンシティ博多駅筑紫口前」に臨時の検査所を開設します。また、福岡空港、北九州空港、小倉駅については、既存の空港内あるいは駅近くの検査所でお盆期間中も休みなく検査を受け付けます。このほかにも、現在県内には全570か所の無料検査所がごありますので、感染に不安を感じる方や高齢者と会う方は、この無料検査所をぜひ活用いただきたいと思います。
それからワクチンについて。
市町村と連携し、高齢者の皆さまなどに対する4回目接種を促進します。また、高齢者施設にお勤めの方、それから医療従事者の方に対しても4回目の接種を速やかに進めます。
県民の皆さまへの呼びかけ
県民の皆さまに対し、改めて基本的な感染防止対策の徹底、そして医療を守ることへのご協力をお願いします。
高齢者や基礎疾患のある方など重症化リスクが高い方々は、ご自身の命を守るため、早めのワクチンの4回目の接種をご検討ください。
また、外出や人と会う際は、行き先の混雑状況や感染防止対策の有無を十分確認してください。
そして、マスクの着用、手指消毒、三密の回避、換気の徹底などの基本的な感染防止対策をご自身で徹底し、気を付けて行動してください。
重症化リスクの高い方々と日常的に接する方は、感染リスクの高い行動を控え、慎重な行動をお願いします。
これからお盆の時期を迎え、帰省などで久しぶりに高齢の方と会う機会も増えると思います。その際には、県の無料検査を活用するなど、事前に検査で陰性を確認してください。また、自宅でもマスクの着用やこまめな換気など、一層の感染防止対策をお願いします。
会食の機会も増えると思います。多人数での会食の場合も、こういった無料検査などを活用していただきますようにお願いしたいと思います。
県民の皆さま、事業者の皆さまにはこれからも県の取り組みと併せ、我々自身も基本的な感染防止対策を徹底して、自分自身の命、大切な人の命を守るといった観点から、是非ともご理解とご協力をお願いします。
医療提供体制を守りながら、コロナとの闘いに打ち勝ってまいりましょう。
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