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福岡の夏といえば博多祇園山笠と一本槍!
「酒は呑め吞め呑むならば 日の本一のこの槍を 呑み取るほどに呑むならば これぞ真の黒田武士」黒田官兵衛に仕えた武将・母里太兵衛の有名な逸話をうたった皆さんご存じの黒田節。
7月1日から福岡では、夏の訪れを告げる「博多祇園山笠」が始まっていますが、今年の二番山笠「中州流」の「舁き山笠」と「飾り山笠」には、この「名槍日本号」や「黒田武士」を題材とした山笠が奉納されています。
舁き山笠「豪傑黒田武士誉」
飾り山笠 表:「呑取日本号」
そこで、皆さん!! 日本三大名槍の一つに数えられる「名槍日本号」にちなんで名づけられた福岡のブランドヤリイカがあるのをご存じでしょうか?
その名も「一本槍」(いっぽんやり)!!!
玄界灘で漁師が一本一本丁寧に釣り上げ、活きたまま運ばれた胴の長さ15cm以上のヤリイカで、
透明な美しい身はコリコリとして、噛めばとろりと広がる旨みと甘みが特徴です。特に今の時期は身が厚くなり絶品です!
山笠が走る中州周辺には、「一本槍」を提供しているお店もありますので、「追い山笠ならし」や「集団山笠みせ」の後、早朝の「追い山笠」までのひとときなどに、おいしいイカを堪能するお出かけプランはイカがでしょうか?
中州の一本槍加盟店↓↓
ふくおかの地魚応援の店|博多割烹 かじ|じざかなび福岡公式サイト
そのほかの一本鎗加盟店はこちら↓↓
一本槍についてはこちらから↓↓
呑取日本号のエピソード
主君、黒田長政の家臣として失礼がないよう酒を断っていた母里太兵衛に、酩酊した福島正則が憤慨し「黒田家の者は腑抜けばかり」と暴言を吐き、この大杯を呑みほしたなら好きなものを与えようといいました。しびれを切らした太兵衛は、その大杯の酒を一気に呑みほし、正則が豊臣秀吉から拝領した天下の名槍日本号を所望し、もらい受けました。翌日、正気に戻った正則は槍を返してくれるように頼みましたが、太兵衛はこれを頑として聞き入れませんでした。この事がきっかけとなり長政と正則は不仲となり、秀吉の命により仲直りの品として黒田長政より大水牛の兜、福島正則からは一ノ谷の兜が贈られました。