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のり養殖
有明海を中心に、筑前海や豊前海でノリの養殖が行われており、有明海は日本有数の養殖ノリの産地です。有明海では、支柱にノリ網を張る「支柱式」の養殖が行われています。
秋になり水温が下がってくると、ノリ網にノリのタネが育ったカキ殻をつり下げ、ノリ網にタネを付ける「種付け」を行います。1ヶ月ほど育成したノリ網の大部分は冷凍保存し、残りの網をそのまま秋期の養殖に使用します(秋芽生産)。12月後半になると冷凍保存した網と張り替えて、春までの生産に使用します(冷凍網生産)。
ノリ網からノリが伸びてくると、海上で摘み取り作業を行い、漁業者が乾ノリ(板ノリ)に加工して出荷されます。
筑前海の博多湾では、ブイを使ってノリ網を海面に浮かべる「浮き流し式」で養殖されています。
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