11月21日朝に糸島市二丈方面に車を走らせ、「福ふくの里」に行ってきました。沖合いが時化（しけ）の影響があり、二そうごち網の出漁はなかったとのことですが、近海の１そうごち網などの漁獲物などが並んでいました。ブリやサワラ（サゴシ）、マアジ、マダイ、ヘダイ（ヒエダイ）、ホウボウ、メバルなどの魚やクルマエビ、ヨシエビ、クマエビなどのエビ類と小型のエビ類、テングニシ（コーカイ）などが並んでいました。

クロダイ（チヌ）という魚は魚好きでしたら見覚えがあるのではないでしょうか？ヘダイ（ヒエダイ）はこの「クロダイ」に似ている魚ですが、やや「丸み」を帯びた顔つきの体高の高い魚です。「福ふくの里」ではこの魚を調理してパック詰めして売っていました。「ポップ」には調理方法の提案などもなされており、初めての魚を是非一度食べて欲しい！という地域の皆さんの気持ちが表れてる感じがしました。皆さんも是非、お店の人と話をしながら一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか？

「福ふくの里」には福吉漁港のカキ小屋から糸島カキ（殻付きカキ）が出荷されていました。これからどんどん寒くなりますが、カキはどんどん身入りが良くなります。これらの冬の味覚も是非どうぞ。

ミカンのネット袋に入れられているのは「モクズガニ」というカニです。茹でたり蒸したりして食べたり、みそ汁や炊き込みご飯などで食べられます。このカニは海で生まれてしばらくプランクトンのような生活をした後、親と同じ姿の「稚ガニ」になって、川を遡ります。かなり上流まで遡って生活するんです。「そうか～。そんな旅をしたカニなんだな～。」と想いを馳せながら、やっぱり「食べちゃう」のはいかがでしょうか？