筑前海や豊前海で、ごち網や定置網などで漁獲されます。
口は大きく鋭い歯を持ち、下あごが上あごより少し突き出ています。体色は名前のとおり赤みを帯びた黄褐色をしています。 成長は早く１年で全長25cm、２年で30cm、最大では50cmにもなります。
身は白身で柔らかく、生では水っぽいため刺身より塩焼きや干物、天ぷら、唐揚げなど加熱した方が美味しい魚です。特に干物は、身の水分が減ることで柔らかい身が締まってうま味も増し、生以上の味になります。
また、アカカマスと見た目がよく似たヤマトカマス（別名：あおかます）も漁獲されますが、アカカマスの方が美味しいと言われています。